吉川和夫の月例美術展

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( 6月度の植物画 )

★ 愛知県のシンボル花「カキツバタの花」を描く ★



( 画用紙 水彩 6号 410x318mm )

カキツバタ(燕子花、杜若、Iris laevigata)はアヤメ科アヤメ属の植物である。

分布
シベリア南部から日本にかけて分布する。具体的にはロシア(イルクーツク州、サハ共和国、旧チタ州、ブリヤート共和国; アムール州、沿海地方、クリル諸島(= 千島列島)、サハリン州、ハバロフスク地方)、中華人民共和国(南中央部、満州、北中央部)、朝鮮、日本に見られ、さらにオーストラリア西部にも持ち込まれている。

解説
カキツバタは湿地に群生し、毎年5月から6月にかけて紫色の花を付ける。内花被片が細く直立し、外花被片(前面に垂れ下がった花びら)の中央部に白ないし淡黄色の斑紋があることなどを特徴とする。
愛知県の県花でもあり、それは三河国八橋(現在の知立市八橋)が『伊勢物語』で在原業平がカキツバタの歌を詠った場所とされることに由来している。

見分け方
アヤメ(Iris sanguinea)が比較的乾燥している場所を好むのに対し、カキツバタは湿地を好む。葉幅はアヤメのほうが狭く、カキツバタのほうが広い(ハナショウブは両者の中間)。
花弁の付け根は、アヤメは網目模様、カキツバタは白い一筋の線、ハナショウブは黄色になっている。

写真は、カキツバタの花です。





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( 5月度の植物画 )

★ 静岡県のシンボル花「ツツジの花」を描く ★



( 画用紙 水彩 6号 410x318mm )

特徴
ツツジは「躑躅」と書くが、「見る人が足を止めるほど美しい」という言われに由来する。「躑」と「躅」はいずれも、たちどまる、たたずむ、の意である。

ツツジ属の花の花弁には斑点状の模様が多く見られる。これは蜜標(ガイドマークとも)で蜜を求める昆虫に蜜のありかを示している模様であることがよく知られている。蜜標によって花に潜り込む昆虫による受粉ができるように雄蕊がついており、雌蕊の柱頭は蜜標のある方に曲がっている。

<毒>
人間でも花を上手に採ると花片の下から蜜を吸うことができるが、多くの種に致死性になりうる毒成分のグラヤノトキシンなどが含まれ、特に多く含むレンゲツツジは庭木として利用されることもあるので注意しなければならない。中毒症状としては、嘔吐、痙攣、下痢などを起こす。 園芸用として交雑種が多く安全な種との見分けは、専門家でもないかぎり不可能で、児童などが中毒を起こす報告がされている。交雑種が多く毒の含有量も様々であるが、ネジキの場合、牛は体重の1%の摂取で死ぬ。

写真は、ツツジの花です。





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( 4月度の植物画 )

★ 岐阜県のシンボル花「レンゲ草の花」を描く ★



( 画用紙 水彩 6号 410x318mm )

レンゲ草は、マメ科ゲンゲ属の一年草で、学名は Astragalus sinicus。 東アジアから中国が原産です。わが国へは17世紀ごろに渡来し、明治以後になって急速に広まりました。「げんげ(紫雲英)」というのが標準和名ですが、ふつうには「れんげ(蓮華)」、「れんげそう(蓮華草)」と呼ばれています。以前は、どこの田んぼでも種を播いて緑肥としていましたが、今ではほとんど見られなくなりました。花期は4月から6月ごろ。

ゲンゲの花は、蜂蜜の源となる蜜源植物として利用されている。ギリシア神話では、祭壇に捧げる花を摘みに野に出た仲良し姉妹の話が知られている。ニンフが変身した蓮華草を誤って摘んでしまった姉のドリュオペが、代わりに蓮華草に変わってしまう。「花は、みんな女神が姿を変えたもの。もう花は摘まないで」、と言い残したという。

写真は、レンゲ草の花です。





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( 3月度の植物画 )

★ 長野県のシンボル花「リンドウの花」を描く ★



( 画用紙 水彩 6号 410x318mm )

<名称>
和名のリンドウは、中国植物名(漢名)の竜胆/龍胆(りゅうたん)の音読みに由来し、中国では代表的な苦味で古くから知られる熊胆(くまのい)よりも、さらに苦いという意味で「竜胆」と名付けられたものである。リンドウの全草は苦く、特に根は大変苦くて薬用になる。
地方による別名は、イヤミグサ、ケロリグサなどがあり、イヤミグサは、「胃病み草」の意味である。

<分布・生育地>
日本では本州、四国、九州に分布し、山地、丘陵地、湿った山野、草原に自生する。
長野県では県花として 軽井沢高原や、開田高原などで、その気品ある姿を見ることができます。

<形態・生態>
多年草。根は、黄白色のひげ根状に何本も伸びる。茎は直立または斜め上に伸び、高さは20 - 100センチメートル (cm)、葉は対生し、笹に似た卵状皮披針形で、葉柄はなく茎を抱く。葉身は細長く、3条の脈があり、指でこするとざらつき感がある。葉縁には鋸歯はないが、ルーペで見ると小さな突起がある。
花期は秋(9 - 11月ころ)で、茎頂や上部の葉腋に太い蕾を出す。花は晴天の時だけ開き、やや大型で鐘形のきれいな青紫色で、上向きにいくつも咲かせる。果実は蒴果で、枯れた花冠や萼に包まれたまま突き出し、熟すと縦に2裂する。種子は長さ1.5 - 2ミリメートル (mm) ほどでごく小さく、種皮には縦長に網目模様がついている。また、種子には翼がついていて風に乗って飛散される。
一般的に植物の成熟した花弁は光合成をしないとされているが、リンドウの花弁の緑色斑点は、葉と同じレベルの光合成活性を示すことが報告されている。
かつては水田周辺の草地やため池の堤防などにリンドウやアキノキリンソウなどの草花がたくさん自生していたが、それは農業との関係で定期的に草刈りがなされ、草丈が低い状態に保たれていたためだった。近年、そのような手入れのはいる場所が少なくなったため、リンドウをはじめこれらの植物は見る機会が少なくなってしまい、リンドウを探すことも難しくなってしまっている。

写真は、リンドウの花です。





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( 2月度の植物画 )

★ 山梨県のシンボル花「フジザクラの花」を描く ★



( 画用紙 水彩 6号 410x318mm )

フジザクラ=富士桜は山梨県の県の花に指定されています。
富士桜(フジザクラ)は、別名:豆桜(マメザクラ)、箱根桜(ハコネザクラ)とも呼ばれ、 桜の原種のひとつで日本固有種です。
富士山周辺や箱根を中心に多く自生することから、「富士桜」「箱根桜」と呼ばれるようになりました。 また、他のサクラと比べて樹高や花びらが小ぶりなことから「豆桜」とも言われます。 花色は白色~淡紅色、花弁が5枚の一重咲きで、下向きに花を咲かせます。 樹高が高くならなくても花を咲かせることから、庭木や鉢植え、盆栽にもよく用いられます。

開花期:3月下旬~5月上旬

サクラ(桜)の基本情報
サクラ(桜)は、北半球の温暖地域が原産とされる、バラ科サクラ属(スモモ属)の落葉広葉樹です。 日本では固有種を含む10種の野生種を基本として、変種を合わせると100種以上の自生種があります。 日本では古くからサクラの栽培が盛んで、これらから育成された園芸品種は200種以上もあります。 (分類によっては600種以上ともいわれます)
サクラの樹皮は灰褐色~紫褐色でツヤがあり、品種により低木で3~4mほど、高木で15~20mになるものまであります。 葉は、枝に互生し、楕円形で縁に鋸歯にがあります。秋になると紅葉します。

花は一般的に春に咲きますが、品種によっては十月桜や冬桜のように春に加えて秋~冬にかけての2度にわたって咲く品種もあります。 花色は白色や淡紅色~濃紅色のほか、ウコンやギョイコウのように淡黄色や黄緑色の花を咲かせる品種もあります。 花びらは、品種により「一重(花弁が5枚)」、「半八重(花弁が5~10枚)」、「八重(花弁が10枚以上)」と様々です。 また、花びらの一枚一枚が細長いものは「菊咲き」と呼ばれます。 花後、球形の果実をつける品種もありますが、噛むと苦味があり食用には向きません。

サクラの幹は、硬く湿気に強いため、家具の材料や楽器などに使用され、樹皮にツヤがあり美しいため、茶筒などの細工物や版木にも用いられます。 また、焼くと香りが良いため、燻製のスモークチップとしても大変人気があります。

サクラの花や葉は、「クマリン」という芳香成分を含み、塩漬けにすることで独特の良い香りを放ちます。 桜葉漬け(桜の葉の塩漬け)は、主にオオシマザクラの葉を用い、和菓子の材料として桜餅や、乾燥させてお茶とブレンドさせて飲用されます。 桜漬け(桜の花の塩漬け)は、主に八重桜の花を用い、お菓子のトッピングや、お祝いの席で桜湯などに使用されます。

写真は、フジサクラの花です。





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05月度 ★ 静岡県のシンボル花「ツツジの花」を描く

04月度 ★ 岐阜県岐阜のシンボル花「蓮華の花」を描く

03月度 ★ 長野県のシンボル花「リンドウの花」を描く 

02月度 ★ 山梨県のシンボル花「フジザクラの花」を描く 

01月度 ★ 福井県のシンボル花「水仙の花」を描く 



     ↑ 2022年の発表 ↑

     ↓ 2021年の発表 ↓





12月度 ★ 石川県のシンボル花「黒百合の花」を描く 

11月度 ★ 富山県のシンボル花「チューリップの花」を描く 

10月度 ★ 新潟県のシンボル花「チューリップの花」を描く 

09月度 ★ 神奈川県のシンボル花「山百合の花」を描く 

08月度 ★ 東京都のシンボル花「染井吉野の花」を描く 

07月度 ★ 千葉県のシンボル花「菜の花」を描く 

06月度 ★ 埼玉県のシンボル花「桜草の花」を描く 

05月度 ★ 群馬県のシンボル花「蓮華ツツジの花」を描く 

04月度 ★ 栃木県のシンボル花「ヤシオツツジの花」を描く 

03月度 ★ 茨城県のシンボル花「薔薇の花」を描く 

02月度 ★ 福島県のシンボル花「ネモトシャクナゲの花」を描く

01月度 ★ 山形県のシンボル花「ベニバナの花」を描く



     ↑ 2021年の発表 ↑

     ↓ 2020年の発表 ↓





12月度 ★ 秋田県のシンボル花「フキノトウの花」を描く 

11月度 ★ 宮城県のシンボル花「ミヤギノハギの花」を描く 

10月度 ★ 岩手県のシンボル花「桐の花」を描く 

09月度 ★ 青森県のシンボル花「林檎の花」を描く 

08月度 ★ 北海道のシンボル花「ハマナスの花」を描く 




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