吉川和夫(キッカワカズオ)は、
1993年に、グローバル企業の会社を60歳で定年退職しました。
そこで、新しく得た自由な時間と、今迄にない別世界の空間で、
普遍的である「旅」を通じて、森羅万象を絵描き始めました。

(1993年、60歳定年退職時に撮影)



 ☆ 旅そのものが人生か ☆ 



私の海外旅行の期間には、
1~2週間の団体旅行、2~3週間の夫婦旅行、
1~2ヶ月間のグループ旅行、そして、
約3~5ヶ月間に及ぶ一人旅もあります。

私の海外旅行の目的は、美術を学ぶ旅です。
美に対する感性を磨く旅です。
旅先の社会や文化の歴史を学ぶ旅です。
世界の人々と交流する旅です。
自分の人生を考える旅です。
畢竟するに、自分探しの旅です。

美術を探究する旅は、一人旅が最適です。
独り旅は、自由で気儘なものとは言え 孤独に加えて、 緊張と興奮に満ちた旅です。私の一人旅はバックパッカーの旅です。 それほど大きくない容積35リットルのリュックを背負って行きます。 そして、リュックの重量は、大体、6~8kgですが、両肩への加重を軽くするために、 旅行案内書は持参せず、1冊の地図を頼りに歩きます。 パステルペンやスケッチブックを携行します。不足のものは、現地調達します。

なお、身の安全のために、夜間の外出と飲酒を避けています。 宿泊先は、特に定めず行き当りばったりのホテルを利用しています。 そして、訪問先の地域で通じる言語の修得に出来るだけ努めています。

旅のコースは、予め計画し訪問先の情報を手帳に要約メモして置きます。 詳細な旅先情報は、現地の観光案内所や宿泊先で手に入れます。 それから、航空機、列車、バス、船、宿泊先などで知り合った友達などの話にも、 貴重な情報があります。

私が訪れた町の数は、数えきれず、延べ数で凡そ700箇所を超える ものです。 また、200箇所を超えるユネスコ世界遺産を訪問しています。 特に、欧州の主要都市、ロンドン、パリ、ベルリンの街には、幾度も、訪問しています。 欧州には古い栄光の歴史があり、素晴らしい文化遺産があります。 欧州の古城、城塞、寺院、宮殿、邸宅、街路などは、私にとって、楽しくなる絵画の題材です。

又、南北アメリカ大陸、アフリカ大陸、オセアニアには、雄大な自然風景があります。 その自然風景は神秘的で深い感動を覚え、大自然との出会いを絵に描いています。 米国の美術館には、世界の有名絵画が展示されていました。 ニューヨークには、世界から若い芸術家が集まっていました。 そこには、新しい現代美術・モダンアートの流れがありました。 アメリカで、美術の勉強をしたい夢が湧いたほどでした。

アジア諸国には、日本文化のルーツの一端さえも発見する事が出来ます。 そして、”大東亜”各地で働く日本人の活躍ぶりに目を見張ります。 かって、太平洋戦争で大日本帝国がアジア各地を占領していたので、 日本人の私にとって、日本侵略地アジア州の旅は、強い贖罪の旅みたいなものです。

私の旅は、美術の研鑽に主力を置いていますので、 その国の主要な美術館には、 必ず、訪問することにしています。 宮殿や寺院の美術館、有名画家の美術館、 街の美術画廊にも、積極的に足を運んでいます。美術館では、 有名な美術作品を模写することもします。 又、模写に励む画学生との会話も勉強になります。 街では、偶然、無名の画家に出会い美術談義をした事もあります。 欧州の古城で、ニューヨークで活躍中の日本人画家に出会い、 旅での絵描きテクニックについて教えて頂きました。

私は好奇心が旺盛です。私は此れからも旅を続けて、 様々な風景画を描きます。そして、色々な人との出会いと交流を楽しみ、 人間の姿や感情、又、「愛と性」を絵の中で表現する事にも、 意欲的に取り組んで行きたいと思います。 加えて、動植物については、慈しみの心を込めて描くつもりです。

(慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎にて、同窓会での講演要旨)
(2008年10月14日)





(2011年7月、慶應義塾大学三田キャンパスにて)







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< < 海外諸国放浪の記録 >>





★2018年 ~~ 1ヶ国
  ・07月=中国の北京、万里の長城など


(2018年7月9日、中国、万里の長城(八達嶺)にて



★2017年 ~~ 2ヶ国
  ・12月=台湾国の台北、基隆、淡水など
  ・11月=中国の上海、無錫、蘇州など


(2017年12月22日、台湾国の基隆国際貿易港にて)



★2016年 ~~ 3ヶ国
  ・07月=アメリカ合衆国のNY/ボストン、カナダ国のモトリオールなど
  ・06月=アイスランド国のレイキャビック、ゴールデンサークルなど


(2016年6月10日、北欧アイスランド、シンクヴェトリルにて)



★2015年 ~~ 8ヶ国
  ・06月=キルギス国のビシケク、カザフスタン国のアスタナなど
  ・04月=モンゴル国のウランバートルなど
  ・03月=ネパール国のカトマンズなど
  ・02月=スリランカ国のコロンボなど
  ・01月=バヌアツ国ポートビア、サモア国アピア、フィジ―国ナンディなど


(2015年4月25日、モンゴル国テレルジ高原にて)



★2014年 ~~ 18ヶ国
  ・12月=キリバス国のタラワ、ツバル国のフナフティ、フィジー国など
  ・09月=東南アフリカの9ヶ国(ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、マラウィ、
        ケニア、スワジランド、レソト、モザンビーク、南アフリカ)
  ・05月=タジキスタン国、ウズベキスタン国、トルクメニスタン国など
  ・01月=米国のグアム、マーシャル諸島国、ミクロネシア諸島国など


(2014年9月10日、アフリカ大陸ルワンダ、キガリ―虐殺記念館にて)




★2013年 ~~ 13ヶ国
  ・03月=アメリカ合衆国のフロリダ、ヒューストン、ダラスなど
    カリブ海のアンティグア、セント・キッツ、ドミニカ、セント・ルシア、
   バハマ、ジャマイカ、バルバドス、セント・ヴィンセント、グラナダ、
   トリニダード・ドバコ、ガイアナ、スリナム


(2013年4月8日、カリブ海のバハマ国ナッソー港にて)




★2012年 ~~ 13ヶ国
  ・12月=西アフリカのナイジェリア、ベナン、ト-ゴ、ガーナ。ドバイ国。
  ・06月=コーカサス(アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア)、ロシア。
  ・03月=ケニア国マサイマラ国立公園などで野生動物の見学。
  ・02月=ブータン国で、「世界一幸福な国」の実態を見学、タイ国で観光。
  ・01月=米国領のサイパン島で太平洋戦争末期の旧跡を見学。



(2012年12月9日、アフリカ大陸のナイジェリア国オショボにて)




★2011年 ~~ 6ヶ国
  ・12月=太平洋に浮かぶパラオ国、米領グアム。
  ・07月=フィジー国、トンガ国、韓国。
  ・05月=ウズベキスタン国。


(2011年5月31日、シルクロードのウズベキスタン国サマルカンドにて)




★2010年 ~~ 10ヶ国
  ・6~7月=スイス、フランス、ドイツ、イタリア、ヴァチカンの5ヶ国。
  ・04月=南部アフリカ(南アフリカ、ジンバウエ、ザンビア、ボツワナ)。
  ・02月=フランス領タヒチ


(2010年4月19日、アフリカ大陸の最南端ケープポイントにて)




★2009年 ~~ 5ヶ国
  ・11月=イギリス、クウェート、ヨルダン、レバノン、シリアの5ヶ国。


(2009年11月14日、中東アラブのシリア国アレッポにて)




★2008年 ~~ 4ヶ国
  ・03月=ドイツ、オランダ、ベルギーの諸国。
  ・02月=オセアニアのオーストラリア国。


(2008年3月12日、ドイツ北辺のノルデ村に在るエミール・ノルデ美術館にて)




★2007年 ~~ 12ヶ国
  ・12月=フィリッピン国
  ・6~7月=イギリス、フランス、モナコ、ドイツ。
  ・3~4月=ドイツ、イタリア、オーストリア、クロアチア、モンテネグロ、
       ボスニア・ヘルツェゴビナ、スロヴェニア、ルクセンブルグの諸国。


(2007年4月11日、ボスニア・ヘルツェゴビナ国のモスタルにて)




★2006年 ~~ 13ヶ国
  ・12月=ドバイ、シャルジャ、アブダビ、カタール、バーレイン、フジャイラ、
    アジマン、 オマーン、ラス・ハル・ハイマ、ウル・アル・カイワインの諸国。
  ・11月=台湾国。
  ・10月=インド国。
  ・1~2月=ニュージランド国の1か月間に及ぶ周遊ドライヴ旅行。



(2006年10月3日、インド国首都ニューデリーにて)



★2005年 ~~ 13ヶ国
  ・6月=ドイツ、オーストリア、チェコ、スロヴァキア、ハンガリー


(2005年6月22日、チェコ国首都プラハ、プラハ城の黄金小路にて)




★2004年 ~~ 3ヶ国
  ・6月=アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ
   (北アメリカ大陸縦断往復ドライヴ旅行=ロッキー山脈に沿って旅をする)
     ロサンゼルス~ザイオン~ユタ~グランド・ティトン~イエロー・ストン
    ~バンフ~ジャスパー~ワシントン~オレゴン~サンディエゴ~ティアナ


(2004年6月13日、カナダ国ジャスパーのアサバスカ氷原にて)




★2003年 ~~ 2ヶ国
  ・6月=アメリカ合衆国、カナダ
  (北アメリカ大陸横断ドライヴ旅行=ルート66を基本にして、旅をする)
    ロスアンゼルス~モントレー・カーメル~ヨセミテ~ラスベガス~ユタ~
    コロラド~ニューメキシコ~オクラハマ~カンサス~ミズリー~シカゴ~
    ナイヤガラ~ワシントンDC~ニューヨーク~ボストンなど。


(2003年6月3日、アメリカの原風景モニュメント・ヴァレーにて)



★2002年 ~~ 11ヶ国
  ・7~8~9月=イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、リトアニア、
    エストニア、ラトビア、ロシア、ウクライナ、ベラルーシー、ポーランド


(2002年8月12日、ロシア国ペテルブルグのピョートル宮殿にて)



★2001年 ~~ 19ヶ国
  ・11~12月=カナダ、メキシコ、キューバ、グアテマラ、エルサルバドル、
    ホンジュラス、コスタリカ、ニカラグア、パナマ、ベリーズ、キューバ
  ・7月=シンガポール、ミャンマー、ブルネイ、マレーシア、インドネシア
  ・3月=タイ、カンボジア、ベトナム、ラオス


(2001年12月8日、中米のパナマ運河にて)




​ ★2000年 ~~ 0ヶ国
  ・4月=北里大学病院で、前立腺ガンの摘出外科手術




★1999年 ~~ 11ヶ国
  ・10~11~12月=ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイ、
      ベネズエラ、チリ、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、
      アメリカ合衆国


(1999年12月3日、ペルー国ティティカカ湖の浮島ウロスにて)




★1998年 ~~ 1ヶ国
  ・11月=アメリカ合衆国


(1998年11月26日、アメリカ合衆国ハワイのマウイ島にて)



★1997年 ~~ 3ヶ国
  ・11月=中国(ホンコン、マカオ)
  ・7月下旬=韓国
  ・7月上旬=オーストラリア


(1997年7月25日、大韓民国慶州の仏国寺にて)




★1996年 ~~ 16ヶ国
  ・8月=ブルガリア、セルビア、ボスニア・ヘルツゴビナ、マケドニア
    ギリシャ、アルバニア、マルタ、チューニジア、スロベニア、クロアチア、
     イタリア、ヴァチカン、ドイツ、フランス、イギリス
  ・6月=イギリス、スペイン


(1996年8月18日、ブルガリア国、リラの僧院にて)




★1995年 ~~ 24ヶ国
  ・8~9~10~11月=イギリス、スペイン、ポルトガル、フランス、
   ヴァチカン、ギリシャ、アルバニア、エジプト、イスラエル、パレスチナ、
   トルコ、キプロス、北キプロス、モナコ、サンマリノ、イタリア
  ・7~8月=イギリス、ベルギー、オランダ、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、
    スウェーデン、フィンランド、ドイツ、オーストリア、イタリア、
     スイス、フランス、


(1995年7月26日、フィンランド国サンタ村の北極圏側にて)




★1994年 ~~ 9ヶ国
  ・6月=イギリス、ドイツ、フランス、ポーランド、チェコ、スロヴァキア、
   ハンガリー、ルーマニア、イタリア


(1994年6月28日、ポーランド国ビルケナウ、ユダヤ人収容所「死の門」にて)




★1993年 ~~ 14ヶ国
  ・4~5月=イギリス、フランス、ドイツ、アイルランド、アンドラ、スペイン、
    モロッコ、ポルトガル、オーストリア、スイス、オランダ、ベルギー、
      ルクセンブルグ、リヒテンシュタイン


(1993年4月7日、英国スコットランドのネス湖にて)




★1991年 ~~ 1ヶ国
  ・8月=アメリカ合衆国




★1990年 ~~ 4ヶ国
  ・8月=イギリス、フランス、イタリア、ヴァチカン




★1978年 ~~ 12ヶ国
  ・8月=フランス、西ドイツ、東ドイツ、スイス、オーストリア、デンマーク
      スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、ベルギー、ポーランド、ロシア




★1976年 ~~ 2ヶ国
  ・8月=アメリカ合衆国、カナダ




★1973年 ~~ 6ヶ国
  ・8月=イギリス、イタリア、ヴァチカン、オランダ、スウェーデン、デンマーク



  備考:世界の独立国、151ヶ国を訪問しました。




< < 海外諸国リピーター訪問記録を累計すれば:独立国251ヶ国>>

アメリカ合衆国(11回)、ドイツ(10回)、イギリス(9回)、フランス(9回)、イタリア(7回)、
5回訪問は、ヴァチカン、オーストリア、オランダ、カナダの4ヶ国。4回訪問は、ベルギー、スイスの2ヶ国。
3回訪問は、スペイン、スウェーデン、デンマーク、ポーランド、フィジー、ロシア、中国本土などの7ヶ国。
2回訪問は、韓国、台湾、タイ、トルコ、ドバイ、ウズベキスタン、ノルウェー、フィンランド、チェコ、スロバキア、
ハンガリー、スロベニア、ギリシャ、モナコ、ルクセンブルグ、リヒテンシュタイン、クロアチア、
ボスニア・ヘルツェゴビナ、ケニア、南アフリカ、オーストラリアなどの諸国。以下1回だけの国は省略。

< < 未知の外国=訪問したことの無い独立国 >>

北朝鮮、バングラデシュ、パキスタン、アフガニスタン、イラン、イラク、サウジアラビア、イエメン、
ジブチ、ソマリア、スーダン、エチオピア、タンザニア、アンゴラ、ナミビア、カメルーン、ガボン、
モーリタニア、チャド、ザイール、ニジェール、マリ、リビア、アルジェリア、リベリア、エリトリア、
シンクヴェトリル、ギニアビサウ、ブルキナファソ、赤道ギニア、中央アフリカ、南スーダン、レユニオン
ガンビア、シエラレモネ、コートジボアール、コンゴ、セネガル、ギニア、タンザニア、ニウエ、ナウル、
パプアニューギニア、ソロモン群島、クック諸島、モルジブ、マダガスカル、セイシェル、東ティモール、
サントメ・プリンシペ、 モーリシャス、コモロ、ドミニカ共和国、ハイチ、モルドバ、等々。





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 ☆ 画家・堀文子さんの言葉(1) ☆ 






☆身体が衰えてきますと、
誰でもが何も出来ない諦めの老人と思うでしょう。
けれども、私は知らなかったことが日に日に増えてきます。
いままで「知っている」と思っていたことが、
本当は「知らなかった」と。
それが、だんだん分ってくるのです。

☆息の絶えるまで感動していたい。

☆私の中に潜む未知の能力が
まだ芽を吹いてないんじゃないかと、
諦めきれないでいるんです。

☆現状を維持していれば無事平穏ですが、
新鮮な感動からは見捨てられるだけです。

☆反省なんてしないで、
自分のことを「バカー!」って叱るのがいちばん。
バカでいたくなければ、自分でなんとかするでしょう。

☆奢らず、誇らず、羨まず、欲を捨て、
時流をよそに脱俗を夢みて、
私は一所不在の旅を続けてきた。

☆自分の無能を恥じ、己との一騎打ちに終始し、
知識を退け、経験に頼らず、
心を空にして日々の感動を全身で受けたいと心掛けた。

☆肩書きを求めず、ただ一度の一生を美にひれ伏す、
何者でもない者として送ることを志してきた。

☆人を見る時も本能で、好きか嫌いかで、
損得では決めません。
地位や名誉、肩書きなんて移ろいやすいもので、
それに振り回されないようにすることです。

☆恥を笑われることの心配をしているより、
折角生きているのだから
したいことをしたいと思います。
もう時間は残りすくないのです。

☆一生は一回しかないんですよ。

☆「旅はひとり」と言う信条に従って、
言葉も出来ぬのに、海外での一人旅を続けてきた。

☆主張せず、押し付けもせず、
雲や水のように形を求めず、行方もしれない絵。
修練や努力も役立たず、定義の仕様もない。

☆私は絵で自己主張しょうという意思もなく、
名を揚げようという気も無く、
心に響く美しいものを記録しながら此処まで来た。

☆その時その時をどう生きているか、
その痕跡を絵に表すので
一貫したした画風が私にないのだ。
結果として画風が様々に変わって見えても、
それはすべて私自身なのである。










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☆ 時空を超えて、我が道を進む ~ ~



顧みれば、三十数年間の歳月を
厳しい現実社会における優勝劣敗の中、主に営業職として、
様々な境遇/処遇や苦悩/葛藤を経験しながらも、前に進んで、
さわやかに、しなやかに、したたかに、勤労して来ました。
六十歳で、
永年勤務した営利会社の損得勘定が渦巻く組織から離れて、
競争関係にある他者の恣意的眼指しから解放されました。
そして不条理の過去部分を忘却の彼方に追いやりました。
そこで、
新しく得た自由な時間で、今迄にない異世界の空間で、
地域の社会生活における他者と折り合いをつけながら、
自己統制をし孤独に徹して、国の内外を旅し始めました。
そこに、
旅に普遍的な価値を覚えながら森羅万象に眼を向け、
未知の美学を探究する自己存在を認識しております。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

過ぎ去りし日々を思い起こせば、
社会生活において、
今までに、多くの障害物や難題に出遭い、
事を処すにあたり、愚行を重ねました。
語るのも恥ずかしいことが多くありすぎて、
擦り傷だらけの半生と言っては滑稽になります。

戦後の混乱期における少年時代には、
腕白小僧・悪ガキとして、
天の教えや父母の教えに
背いた事のある自分があります。
心身が血に燃える青年時代には、
肺結核に加えて、
網膜が結核菌に侵されて失明の危機を迎える程、
二年間療養の重い結核病に罹った事もありました。

多くの人々に、ご迷惑をお掛けし、
ご心配をお掛けしました。そして、
心ある人々のお世話になりました。

私の活動的で好奇心旺盛な半生は、
失敗と後悔の自分史です。
その失敗と後悔は反省を促し、
次なる自分を探しています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私は、そもそも、愚かな人間です。
品行方正とは言えないまでも、
勤勉、誠実を自らの徳目として、
前向きに努力し生きて来たものの
多くの挫折を経験しています。
そこで、残された人生で、
沢山に学ぶことや実行したいことがあります。

~~~~~~~~~~~~

私は、少年のような探究心を持っています。
時に、生と死の狭間に遭遇しながらも、
空を行く雲、川を流れる水の如く旅をしています。
我が心に響く美くしいもの、さらに、
森羅万象への関心を抱いている私は、
自分流の絵を沢山に描き続けています。
そこで、残り少ない命を大切にし、
充実感のある生活を送るよう心掛けています。

~~~~~~~~~~~~

いまや、喜寿を過ぎた私は
浮世のしがらみから抜け出して
他者の目や思惑など気にせずに
孤独に徹し、さわやかに
しなやかに、したたかに
生きて行きたいと思います。

そして、人生の意味を思索し
日々の勉強を怠らず
夢を追い続けながら
意義ある人生を送り
我が道を歩むつもりでいます。

~~~~~~~~~~~~~~

私には、夢があります
夢は、時どき、変わります
夢は、夢です。

私の棲家は、旅にあります
流れ行く時間も、人生も
すべては、心の旅のようなものです。
私の旅は、流れゆく雲のように
終わりは本当の終わりでなく
新たな旅の始まりです。

私の人生は、未来の中にあり
夢に向かって、ゆっくりと歩む旅です
それは、希望という名の旅です。

~~~~~~~~~~

人生は、なるようになる。
すなわち、その才能において
体力において、努力において
そして、運鈍根において。

~~~~~~~~~~



自画像

(2003年、約1か月間に及ぶ北米大陸横断旅行の後に制作)







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 ☆ 画家・堀文子さんの言葉(2) ☆ 






☆「絵とは?」年とともに
益々その意味も効用も解らなくなる、
この原始的行為。
言葉の助けも借りず、絵は通訳なしに時空を超えて、
人の感性と交信することができ、
その働きは自由この上ない。

☆それに耐えるだけの体力と気力がないと、
真剣に遊ぶことも出来ない。

☆人間に屈服しないためには、闘わなければなりませんが、
私は闘うのが嫌いです。そうなると、脱走するしかない。
こんな子供じみた解決をする自分を恥じながら、
私はその後も、
「闘わず屈服せず」という姿勢で、生きてしまいました。

☆吹雪となって花は散っていった。
すべてが夢か幻だったように。
どんなに惜しんでも、時の流れのなかに
かき消えていかねばならぬ花の命のはかなさを、
私達は己の行く末の姿として見据えているのではないか。

☆生きるものはやがて死に、会うものは別れ、
財宝も名利も仮の世の一時の驕りであることが
否応なく見えて来る今日この頃である。

☆此の先、どんなことに驚き熱中するのか。
私の中の未知の何かが芽を吹くかもしれないと、
これからの初体験に期待がわく、
私にはもう老年に甘えている暇などないのだ。

☆私も機嫌よく死にたい。
生き生きと死にたいということは、
沢山の先輩から学びました。
そういう方がこの世からどんどん消えてゆきます。

☆死は、人間に課せられた一度きりの初体験であり、
誰の真似もできず、誰の助けを借りることも出来ない。
私が、これから、どのような過程で死を迎えるのか、
私は私の成り行きを眺めるつもりである。







☆ 明日を夢見て、しなやかに歩む ~ ~





傘寿を迎えた今、孤独に生きながら、
これからは、健康で長く生き続けたい。
さわやかに、しなやかに、したたかに、
長寿百歳過ぎ迄、生きて、生き続けたい。

~~~~~~~~~

行く先が不透明な21世紀にあって、
私は、時の流れに身を委ねて生きています。
未完成の人格、未熟な人間でありながら、
いまや、傘寿を過ぎても、夢を追い続けて、
爽やかに孤軍奮闘し、前進を続けています。

~~~~~~~~~~~

壮大な話になりますが、
宇宙は とてつもなく大きいのです。
宇宙の大きさや流れを視野に入れたら、
人間の歴史は極めて短く、
そして、
人間の地球世界は極めて小さいのです。
一人の人間の存在は、さらに小さいし、
生きている期間は、極めて短いのです。

好奇心は旺盛ですが、
残念ながら、
私の生きている時間は短いのです。
幸運にも、
長寿100歳を迎えることができても、
死にたくないです。
辛いことや悩みは、沢山にありますが、
兎に角、生きて生き抜きたいのです。

~~~~~~~~~~

この世は、
とかく住み難いですが、
ひとり一人が
違った自らの人生を歩んでいると思います。

人間は、元来、孤独なもので、
一人で生まれ、独りで死んで行きます。
厳しさと寂しさを感じても、
孤独な人生を過ごします。

~~~~~~~~~~

いずれ近いうちに、
老いぼれの私に、
死は必ず訪れて来ますが、
自分の人生とは何か、
死とは何か、
それをどう考えれば良いか、
明確に答えることが出来ません。

万巻の書を読み、万里の道を行き、
沢山の人生経験をしましたが、
人間とは何か、
人生とは何か、
いまだ不可解です。

~~~~~~~~~~~

八十五歳になった今は、
今日を爽やかに活き、しなやかに生きています。
そして、明日を夢見る未来志向の時間が、
いま、自分の脳髄の大部分を占めています。

~~~~~~~~~~~




(2018年10月19日、東京・赤坂離宮迎賓館にて)







(2016年2月20日~28日、東京・町田市立国際版画美術館、市美展会場)



(2017年10月26日、静岡・三島郊外クレマチスの丘にて、町田市美術協会親睦旅行)



(2018年3月7日~19日、東京・六本木の国立新美術館、汎美展会場)






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 ☆ 吉川和夫のプロフィール ☆



○ 誕生年:昭和八年(1933年)
  ~ 平成天皇と同じ年に生まれました。

○ 出生地:島根県 浜田市
  ~ 豊かな自然が在る聚落で生れ育ち、高卒で上京しました。

○ 現住所:東京都 町田市
  ~ 郊外の閑静な住宅街に、通算約40年間住んでいます。

○ 学歴:慶応義塾大学卒業 (専門:アメリカ近現代史)
  ~ 戦後の激動時代、心身共に「自由」と「苦悶」の青春でした。

○ 職歴:大学卒業後、資源エネルギー産業に従事
  ~ 永年勤務していた会社はXX社に、売却されています。

○ 現在の境遇:無職=本物の画工を志望
  ~ 悠々と諸国を游学し、「美術の道」を歩んでいます。

○ 外遊:海外の独立国151ヶ国(年度別累計で251ヶ国)
  ~ 放浪体験を通じて「時空を超える美術」を勉強しています。

○ 国内旅:日本全国47都道府県のすべて
  ~ 北海道に9回、沖縄に5回、その他の地域には数知れず。

○ 画歴:弐拾数年有余
  ~ 美術の勉強しながら、日々、生きる喜びを感じています。

○ 師匠:我以外皆我師
  ~ 尊敬する画家が多く、特定の師匠を持たずの独学です。

○ 公募美術展:41回出品展示
  ~ 絵描きを楽しみながら、公募展に出品展示しています。

○ 所属美術団体:汎美術協会、町田市美術協会
  ~ 異なる流派の多数の画友と楽しく美術談義しています。

○ 個展:六回開催で打切り
  ~ 来場者が少ない上に、超高齢の為に対応出来ないのです。

○ 賞罰:無し
  ~ 公的に誉められたこと無し、法的に罰せられたことも無し。

○ 座右の銘:無し
  ~ 超高齢になった今や、戒めとする格言を持っていません。

○ 信仰:如何なる宗教・宗派にも所属していません
  ~ 世界中の国々を旅し、多数の宗教・宗派を理解しています。

○ 信条:確固たる信条・信念を持っていません
  ~ 時空の変化と共にある自分を見つめています。

○ 趣味のひとつ:数学の学習
  ~ 幾何学や方程式解法の学習を楽しんでいます。

○ 血液型:AB型
  ~ 血液型は、人の性格や性質とは無関係だと思考しています。



(作成日:2019年1月16日)



メールアドレス = caduo1223@ybb.ne.jp




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